2015/8/8(Sat)
「午後にはできると思います」
印刷物のゲラを待っていたとき、デザイナーのその言葉に、僕はてっきり午後2時か3時には出来上がるものと勝手に想像していた。しかし待てど暮らせど連絡はなく、ゲラが届いたのは午後7時過ぎのことだった。
なるほど、7時も確かに「午後」ではある。しかしそれならたとえば「夕方」とでも言うべきではなかったか。少なくとも僕の中で「午後」というのは正午からそれほど遠くない時間であって、4時を過ぎたらほぼ「夕方」である。
もちろん、午後何時かを確認しなかった僕が悪いのだけれど。
小谷隆