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理想の靴
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2015/12/4(Fri)
足に合わない靴ほど厄介なものはない。無理して履いてあると足そのものだけでなく膝や股関節までダメージを受ける。
かといって足にぴったり合わせたシンデレラのような靴も考えものだ。足の形は日々変わるし、朝夕でもそうとう違う。履いた時にぴったりだった靴も舞踏会が終わる頃にはかなりきつくなるのだ。
そんな変化を見越して、僕は足をゆったり包むような靴を愛用している。朝はタイトに足をグリップしながらも、夕には肥大した分を吸収してもらえるように。
おかげで高級ブランドの靴とは縁がないのだけれど。
小谷隆
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2015/12/5(Sat)
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小谷隆
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発展的美女論仮説
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2015/12/7(Mon)
美女はなぜ美女に映るのか。この命題に僕はかつて眼の力だと早計な結論を出して独り合点していた。
確かに美醜を分ける要素として眼のありようはとても重要だ。しかしある美女の眼をそうでない女の顔に貼り付けてみれば美女になるのかというと、かえっておかしな顔になる。
美しい眼そのものに加え、その眼に相応しい鼻と口の位置関係が揃って初めて美女のバランスになる。それが僕の一歩進んだ仮説だ。
じっさい美人メイクというのは、眼を際立たせた上で、鼻と口との位置関係が絶妙に見える化粧を施しているのだし。
小谷隆