2015/10/24(Sat)
陰口を気にする人は、おそらく自分も陰口を叩く人なのだろう。自分がこうだから他人もこうであるに違いないと考えるのである。
つまるところ、人にされたくないことはしないに限る。自分自身が陰口を叩くことをやめれば人の陰口は気にならなくなる。それは陰口がそもそもなくなるのと等しい。
極論すれば、自分の見えていない世界など実は存在しないと思っていれはいい。自分が直接見ているこの世界だけが現実であり、それ以外は幻想であると。
見えない世界のことを憂慮するより、見えている世界を愉しむことだ。
小谷隆