2015/10/25(Sun)
今やハロウィンの経済効果はバレンタインをもしのぐらしい。わずかここ数年のうちに、他の西洋の行事と同様、日本的に消化した形で文化の片隅に浸透した。宗教的な意味合いを無視した、単なる仮装乱痴気騒ぎの日として。
クリスマスにしろバレンタインにしろ、我々日本人の受容力もさることながら、その思想の根底に「ハレ」の文化があるからこそここまで異文化を花開かせた。もとより非日常のマツリは大歓迎。その口実になるものなら何でも喜んで受け入れてきた。
差し詰め次の新たなネタはイースターあたりだろうか。
小谷隆