2015/8/21(Fri)
何か作業をするとき、集中力は始めと終わりに発揮されるのだという。60分の制限時間なら、最初の5分と最後の5分。これを心理学で「初頭努力」「終末努力」というらしい。制限時間が15分でも同じことで、集中できるのは最初と最後の5分ずつである。
これが示すことは、まとまった時間がないから本が読めないという言い訳は通用しないということ。1日に15分の時間も割けないほど忙しい人はなかなかいない。つまり誰もが読書に費やす時間を持っているということだ。
それでも読みたくない人は別の言い訳を考えた方がいい。
小谷隆