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<< プライドという罠 >>


2015/5/28(Thu)

 大なり小なり人それぞれにプライドがあって、そこを傷つけられることに対して人は最も抵抗する。
 そのプライドは元来、個人の信念に依拠する。しかしその信念は時に組織や国家の共通理念、あるいは広く社会全体が共有する道徳や通念をも包含する。個人はもとより、会社や国、あるいは人間そのものの尊厳に対しても、それが侮辱されると怒りが発動することがある。そうしたプライドが個人だけでなく共同体全体を守る力になる。
 逆に言えば我々はそんなプライドを植え付けられて、まんまと共同体に利用されているのかもしれない。


小谷隆


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